看取りとは?
看取りとは、病人のそばにいて死期まで看病するという患者を介護する意味合いから、最近では人生の最期を見守る行為のことを言い表している様です。つまり、親の最後をそばにいて見守り、医師の死亡判定を受けることになります。
老衰で亡くなる前は?
私の親が亡くなった時は、亡くなる1週間前から、9月上旬で残暑が厳しい季節でしたが、非常に寒さを訴える様になりました。そのため、部屋を暖房して28度くらいにしたところ、やっと安心した表情になったのを覚えています。その後は、口から食べ物が取れない状態になっていきました。
『胃ろう』という選択肢
胃ろうとは、口から食べものを取りことが出来なくなった人の胃に穴をあけ、人工的に栄養を与えることです。この治療法があることが医師から伝えられましたが、認知症で寝たきりとなり、家族の顔も判別できない状態となった母に栄養を強制的に注入し続けることは母の人としての尊厳を失わせるのではないか、しかし、母を失いたくないとの思いが交差して、直ぐには判断できませんでした。
母の最期の一言
私が母のベットの横で、胃ろうについて思い悩んでいた時、もうほとんど動けないはずの母が、酸素吸入器を外して、『もう何もしなくていいよ!』と、かすれた声で話してくれました。その数日後、呼吸が浅くなり、老人ホームのベットの上で亡くなりました。・・・私が困っている時には常にアドバイスをくれる最高の母でした!
まとめ
親との最後の別れは、誰にも必ず訪れます。その時に親孝行しようとしても出来ません。親が元気なうちに、今すぐ親孝行しましょう!・・・positive-smile😊