親の介護

両親を実家から引き取り!

両親が日常生活を送れない!

遠く離れた両親が居宅介護を受けてから3年経ったころ、母が家の中で転倒し右足付け根を骨折するとともに、父が記憶障害となり、日常生活が青森の実家で送れない状態となりました。その中で、ケアマネジャーから、両親を私の方で引き取って面倒をみるように提案がありました。

両親を自分の家で介護?

母は青森の病院で骨折箇所のボルトでの固定とリハビリで3か月程度の入院が必要でしたので、病院で介護を受けながら入院しました。

考える時間もあまりなかったので、私の家族とは相談もほぼないまま、半ば強引に父を宮城県の私の家に引き取り、私の家族で介護をすることに決めました。また、家族の負担を減らすため、通所リハビリ(デイケア)も行うことにしました。

しかし、ここで問題が発生しました。父が認知症の症状にある『急に興奮し怒り出す』で、私の妻が暴力を受け、妻の協力は見込めなくなってしまいました。・・・お互いの信頼関係が事前に構築されていない状態では、家族での介護は無理なのだったのです。

老人ホームは家族を救う!

母の退院後の介護のこともあり、なんとか、お世話になった両親の面倒は自分の家で介護できないかをケアマネジャーに相談したり、ネットで調べたりしましたが、良い方法は見つかりませんでした。

そんな時、テレビで芸能人(誰か思い出せません)が介護の話をしていて、『親を介護施設に入れる人は薄情な人だと世間から言われても、自分の家族が崩壊してしまったら何の意味も無いので、介護施設に両親を入れました。』という話を聞いて、自分がやろうとしていたことは、両親も自分の家族も崩壊する道を選ぼうとしていたんだと思い、老人ホームでお世話になることにしました。

まとめ

現代は、核家族化して両親と一緒に住んでいる家族は少なくなってきましたので、お互いの信頼関係が出来ていない状態(遠隔地で別々に生活している両親を認知症が進行してから引き取る)では、認知症になった親の面倒は、老人ホームを選択するべきです。・・・認知症になる前から同居していれば、また違った道を選べたかなと反省しています。

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1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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