節約術

利用方法を工夫して水光熱費を節約しましょう!

お悩み人
水道・電気・ガス代が高くて困っているの!何とかならないの?
利用方法を工夫すれば節約できることがありますので、今回は紹介させて頂きます。
案内者

ちょっとした工夫でも水光熱費を削減できますので、あなたの家庭の水光熱費が次に説明する全国平均より高い場合は、今回紹介する利用方法の工夫を参考にして頂き、水光熱費を抑えることができれば幸いです。

水光熱費の全国平均はいくら?

あなたの家庭の水光熱費が使い過ぎているのかを判断するために、まずは全国平均の水光熱費の月額を見てみましょう。

下表は、2022年総務省統計局家計調査から引用した世帯別の月額水光熱費になりますが、あなたの家庭での水光熱費の月額が全国平均より高い場合は、これから説明する利用方法の工夫をした方が良いかもしれません。

※表中の「その他光熱費」とは、灯油、石炭、まきなどになります。

水道料金の節約方法

水道料金は大家族になると料金負担が大きく跳ね上がりますので、節水を意識して実施することが重要になります。

お風呂場での蛇口やシャワーの使い方を工夫する

  • 体を洗っている間も混合栓の蛇口やシャワーから水やお湯を出しっぱなしにしない。一般的なシャワーは1分間に約12Lの水が出ますので、出しっぱなしは控える様にしましょう。
  • 「節水シャワーヘッド」や「手元止水機構付きヘッド」などの節水効果のある商品を利用する。シャワーをいちいち止めるのが面倒くさい方は、これらを取付けて節水することをお薦めします。

キッチンでの洗い方を工夫する

  • キッチンも水を多く使うところですので、食器や野菜は蛇口から水を出しっぱなしで洗わない。台所ボールなどに水を溜めて蛇口を止めてから洗う様にして、こまめに水を止めましょう。
  • 食洗器のある家庭では、まとめ洗いをすることで節水につながります。

トイレでの流し方を工夫する

  • トイレではレバーの大、小を使い分ける。毎日の積み重ねで節水効果は大きく変わります。

洗濯機の使い方を工夫する

  • 洗濯は、回数を分けずにまとめ洗いすることで節水になります。
  • 洗濯用水はお風呂の残り湯を再利用する。残り湯で洗うことに抵抗感がある方は、すすぎだけを新しい水で行う様に工夫してみましょう。
  • 洗濯機に「節水モード」があれば使うことがお薦めですが、無い場合は洗濯物の汚れが酷くない時には「お急ぎコース」を使用する。

ガス料金の節約方法

ガスも電気料金に次いで料金が大きいものになります。なお、オール電化住宅の場合は電気料金の削減になりますので、節電効果と読み替えてください。

お風呂の入り方を工夫する

  • 先ほどの水道料金の節約方法であった蛇口やシャワーの出しっぱなしを止めることでガス料金の節約にもつながります。
  • 家族が時間を空けて湯船を利用すると何回も追い焚きが必要になりますので、家族が続けて入浴するか、ふたや保温シートを活用するようにします。

調理方法を工夫する

  • 野菜を調理する場合、電子レンジで下ゆでしておくとガス料金の節約になります。
  • ガスコンロの炎がなべ底からはみ出すとガスの無駄になりますので、ガスの炎は中火で、なべ底からはみ出さない程度にします。
  • ガスコンロはこまめに油汚れや焦げ、ホコリなどを清掃してガス噴出口が詰まらない様にしないと、火力が弱まり熱効率が悪くなります。

電気料金の節約方法

電気料金は水光熱費の中で最も大きな比重を占めていますので、工夫により節約効果が出やすい分野です。

電化製品の使い方を工夫する

  • テレビに「省エネモード」が搭載されている場合は、このモードに設定して節電します。
  • パソコンの「スリープモード」を利用する。いちいち電源を落とすのが面倒な方は活用しましょう。
  • 冷蔵庫は、中身が分かる様に詰め込み過ぎないようにして扉を開けている時間を減らして節電します。
  • 冷蔵庫の設定温度は、外気温の低い冬は「弱」にして節電します。
  • 乾燥機能付き洗濯機は、洗濯物を乾燥させると電気代がかかりますので、天気の良い日は、乾燥機を使用せずに外で自然乾燥させます。
  • エアコンは、室内の温度設定でかかる電気料金が変わります。夏は28℃、冬は20℃を目安にします。
  • エアコンの補助にサーキュレーターや扇風機を併用して、空気を循環させて節電します。
  • トイレは、暖房便座のふたを閉め、季節ごとに温度設定を変えることで節電します。

電化製品を買い替えてエコにする

最新の電化製品は省エネ性能が高くなっているため、長年使用している古い電化製品を買替えることで大きな節電効果が期待できます。

照明機器の買替えでの省エネ効果を詳しく知りたい方は、以下のブログをご覧いただければ、その理由が分かりますので宜しくお願い致します。

まとめ

今回は、節約の手段として「使い方の工夫」をメインに紹介させて頂きましたので、ご家庭で実践できる方法が見つかれば参考にチャレンジして頂ければ幸いです。・・・positive smile😊

  • この記事を書いた人

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1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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