日々の体験

エネルギー管理士を研修で取得

エネルギー管理士は、「試験合格」か「研修修了」のどちらかで取得することができますが、今回は、「研修修了」で取得する方法の説明になります。

研修を受けるための条件

3年以上の十分なエネルギー管理の実務経験が条件になります。

実務経験の対象設備

次の設備の中から実務経験をした設備を選択して記載します。

  • 熱設備:ボイラ、ボイラ関連設備、蒸気原動機、蒸気輸送装置、貯蔵装置、ドレン回収装置、工業炉、蒸留装置、蒸発装置、濃縮装置、乾燥装置、加熱装置、熱交換器、乾留装置、ガス化装置、冷凍設備、空気調和装置、内燃機関、ガスタービン等
  • 電気設備:発電設備、送電設備、受電設備、変電設備、配電設備、電動力応用設備、電気加熱設備、空気調和設備、電気化学設備等

対象設備の実務内容

上記の対象設備に対する運転・操作・管理・ 監督等のいずれかの業務を記載します。

実務経験を証明する書類の一例

私が提出したエネルギー使用合理化実務従事証明書(会社印の押印前の状態)になります。

実務期間(3年以上)、対象設備(受電設備)、対象設備の実務内容(運転)で提出しました。

研修の申し込み

仮申し込みで、写真とエネルギー使用合理化実務従事証明書を送付し、2週間程度で受講資格審査が通れば、研修受講料(7万円)を支払うと、受講手続きが完了し、受講開始日までに以下のテキストが送られてきます。

研修受講開始から受講終了まで

受講はインターネット環境があれば、どこでも受講できますので、私の場合は職場と自宅の両方で時間を見つけて約33時間受講しました。

職場では電話応対などで受講が中断しますので、自宅で夜間や休日での受講がスムーズでした。

最大の難関は修了試験

研修終了後に試験会場で実施される修了試験に合格しなければ、エネルギー管理士の免状は取得できませんので、この修了試験に焦点を合わせて勉強する必要があります。

また、修了試験は4課目あり、それぞれ60%以上得点しないと試験合格できません。なお、課目合格制度もありますので、次回の試験勉強の負荷を軽減できます。

試しに、省エネルギーセンターのホームページに掲載されている前年の修了試験の問題を研修受講前に解いてみると、私の場合は30%程度の得点率でしたので、6月から勉強を始め、9月から研修受講を並行して、12月の修了試験に臨み、やっと合格することができました。

修了試験に向けた勉強で必要なもの

過去問はエネルギー管理士試験の過去問題集を利用しましょう

過去問を多く解くことで試験の傾向や解き方が早く身につき試験対策の近道ですが、修了試験の過去問題集は正規には販売されておらず、過去問を高額で販売しているのがネット上で見受けられ、中には先に入金だけさせて過去問を送付しない詐欺まがいの販売も見受けられますので、注意してください。

私の場合は、以下のエネルギー管理士試験用の過去問題集を購入して、6か月かけて5年間分の過去問を5回繰り返して解くことで、計算問題や理論問題の解き方をマスターしました。

参考書は1冊購入した方が良いかも

研修用のテキストは、早くて研修前の9月上旬にしか送付されないため、私の様に去年の修了試験の問題の得点率が30%程度の方は、研修前から勉強する必要がありますので、以下のような参考書を1冊購入して、過去問題集の解説だけでは理解が難しい場合に利用価値があります。

また、私の場合、修了試験時に次の試験課目のページをサラッと見て、うろ覚えの個所を見返したところ、試験に出たという奇跡も起こりましたので、試験当日のお供として強力な存在です。

修了試験を終えての感想

研修受講内容と修了試験に出る問題の関連性は低い

研修範囲を網羅するため広く浅くの講義内容になっており、修了試験に出る部分を教示するような説明はなく、説明内容した部分が修了試験問題にも出ませんでしたので、知識の再確認程度で受講する気構えで良いのかと思いました。

更に、勉強の効率性を考えると、受講は聞き流しなら過去問を並行して解くことで、33時間が試験対策の時間に充てることができたかなとも思います。

エネルギー管理士試験よりも修了試験はやさしい

エネルギー管理士試験では、計算問題の解答が1桁ずつ数字を選択するのに対し、修了試験では4択程度の選択肢から選ぶので、分からなくてもまぐれで正解する確率が高いです。

また、計算問題以外は、エネルギー管理士試験の過去問題集で解いた内容と、同程度かと思います。

エネルギー管理士免状の申請

合否発表後にエネルギー管理研修修了証が届きましたので、認定申請書に4,800円の収入印紙を貼り付けて郵送で申請しました。

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1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな65歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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