前回のおさらい
信託報酬1.1%以内、分配金なし、純資産総額500億円以上の条件で、SBI証券iDeCo内で検索して絞り込んだ国際株式の銘柄は、以下の6銘柄でした。
各銘柄の特徴は?
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の株式を投資対象とし、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動するよう運用します。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、日本を除く先進国ならびに新興国の株式を投資対象とし、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動するよう運用します。
- SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))は、全世界の株式を投資対象とし、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動するよう運用します。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く主要先進国の株式を投資対象とし、MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動するよう運用します。
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く主要先進国の株式を投資対象とし、MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動するよう運用します。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、新興国の株式を投資対象とし、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動するよう運用します。
どの銘柄が良いのか?
投資のリスクを分散するためには、一つの国とか地域に限定せずに、広く全世界の株式市場に投資するのがベストとなります。
しかしながら、純資産総額が一番多いのは、1項の米国株式(S&P500)と人気が高いですね!・・・理由としては、米国が世界のGDPに占める割合が25%と経済規模が大きいのと、先進国の中で人口が増加している唯一の国ということから、将来的にも経済成長が見込めるということです。・・・・永遠に成長し続ける国はありませんので過信しすぎてもいけません。
まとめ
一つの銘柄で長期投資をしたい人は、全世界の株式に投資できる3項の『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』が、BESTな選択になります。・・・更に経済情勢に応じて投資地域の比率を自動調整してくれますので、ほったらかし投資をしたい人にピッタリです!・・・ほったらかしにした方が複利効果を邪魔せずに利回りが良いという統計結果も出ています。
自分で地域分散の割合を変えながら長期投資したい人は、3項の『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』を除く銘柄を組み合わせて投資することになりますが、現在の国際情勢では、米国60%、先進国(日本除く)29%、日本6%、新興国5%が、黄金比率になっています。