自分の子供も分からない?
認知症になると、実の息子や娘のことも忘れてしまい、他人行儀になることがあります。これは寂しいことですが、現実に起こります。それでも、昔の話をしたり、自分の下の名前を出したりすると、思い出した様に自分の子供だと認識してくれます。・・・昔のことは忘れずに、最近のことを直ぐに忘れてしまう特性がありますので、昔の事から話しましょう!
財布や通帳を置いた場所も分からない?
大事なものの保管場所が分からなくなります。いつもの引き出しに入れておく様に話をして、引き出しに入れたのを見届けても、残念ながら次の日には付近を探しても無くなっています。本人たちは、いつもの引き出しから盗まれたと主張します。・・・お金は千円程度の保管にする様にして、通帳・キャッシュカードは預かり、代行して支払いをする様にしましょう。
まとめ
認知症は、自分の今までの常識では考えられないことが起きる病気だということを理解して、何度同じことを聞かれても怒らずに何度でも同じことを答えてあげることと、お金のことは全て子供たちが管理する方向で対応することが無難です。