親の介護

認知症での病気治療

入院治療中の出来事

父が尿道結石で入院し、レーザーで結石を砕いて摘出しましたが、病室のベットで点滴などを行うと、いつの間にか注射針を外してしまいます。病院からは、認知症の症状の記憶障害などが併発して、入院しているという事実さえ認識できておらず、無意識に行動しているようなので、今後の対応を話し合いたいとの連絡がきました。

拘束具での治療継続

病院で話を聞くと、父には点滴をしているので、腕の包帯の部分は触らないように話して、本人の承諾を得て治療行為をしているのですが、目を離すと包帯をほどいて注射針を抜いている状態になっているので、治療継続のためには、手足の自由を奪う拘束具を取り付けるしか方法はない旨の説明を受け、拘束具の使用承諾書に家族としてサインしました。・・・人の自由を奪うことは悲しい気分になります。

まとめ

認知症になると、現在、自分が置かれている状況が認識できなくなりますが、ベットに付き添って話しかけていると、たまに、夢から覚めたかのように、しっかりとした口調で、今を認識して話しができる状態にもなります。・・・不思議と、この時のことは後からも思い出せる様で、『あの時は闇の中から救い上げてくれてありがとう!』と言ってくれます。・・・何故かうれしいひと時になります。

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1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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