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温泉リゾート「ゆと森倶楽部」のSDGsが凄い!

お悩み人
宮城県遠刈田温泉にある「ゆと森倶楽部」という温泉リゾートのSDGsへの取り組みが凄いって聞いたんだけど何が凄いの?
それはね!使用済みの温泉を捨てる時に温泉熱を回収して熱エネルギーとして再利用しているそうよ!
案内者

全世界が取り組んでいるSDGs(Sustainable Development Goals)を意識して、限りある温泉を大事に再利用するということに、いち早く取り組み自然環境を守りながら地道に活躍をしている温泉リゾートを発見しましたので紹介させて頂きます。これをご覧いただけたら、あなたの家庭で使用しているガス給湯器も同じ原理でSDGsになるとともに、温泉気分を味わえますよ!

温泉廃熱を再利用するSDGsへの取り組み

これから説明する図は、2022年11月1日に行われた省エネ診断・技術事例発表会で配布された資料にあったものです。

概要としては、今までは使用済みの温泉は廃湯槽に集められた後に下図にあります様に捨てられていただけだそうです。それにしても、いい感じの浴槽で入浴したくなりますね!

導入した温泉廃熱回収システムは、下図の左下にあります廃湯槽から約25℃前後の温泉水の熱を二重管式熱交換器で回収して、更に再利用できる温度まで電気式ヒートポンプで温度を上昇させて、浴槽温度の維持給湯の補給水予熱に利用しており、約36%のエネルギー使用量削減ができているとのことです。

家庭で熱を再利用するガス給湯器に注目

あなたの家庭でガス給湯器をお使いなら、エコジョーズという商品に替えるだけで「ゆと森倶楽部」さんの補給水の予熱と同じ原理で約13%のガス使用量の削減ができるということです。そういえば、私の働いている会社の厨房もエコジョーズを導入してから約15%ほどガス使用量が減りました。

その原理は、従来のガス給湯器は約200℃にもなる高温排気を無駄に大気に放出しているだけですが、エコジョーズは、その高温排気を補給水の温度を上げるために再利用していますので、補給水が予熱され水温が5℃~15℃上昇するとガス使用量も少なくなり、3~4年で元が取れるということが(財)日本ガス協会さんのHPに記載されています。

下の図は、(財)日本ガス協会さんのHPから引用したイメージ図に筆者が加筆したものですが、排気温度も80℃以下に下がり地球温暖化の抑制にも効果がありますね。

大自然の中でSDGsな温泉を楽しむ温泉リゾート

蔵王国定公園内に佇む温泉宿で、都会の雑音がまったくない静かな自然環境の中で過ごすことができました。料理は4年連続の野菜ソムリエアワード受賞レストランということで地産地消にこだわった野菜が味わえますので女性には大人気です。

また、温泉は、泉質がナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、肌効果、切り傷、慢性皮膚病、関節痛、神経痛などの効能がありますので、体も癒されます。

まとめ

SDGsに配慮している温泉宿と同様に、あなたの家のガス給湯器も熱の再利用ができますので、SDGsに配慮した生活をして浮いたお金で人生を楽しみましょう!・・・positive smile😊

  • この記事を書いた人

positive-smile

1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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