私も、転勤で借家住まいの時がありましたが、不動産屋さんが指示してくる火災保険は割高でしたから、自分で他の火災保険(主に掛け金の安い共済を多く利用していました。)に加入していましたので、まだ見直しをていない方は、次に説明する火災保険と、今加入している火災保険の保険料の違いをご確認頂き、不要な支出を減らしていきましょう!
賃貸住宅の人が入る火災保険
賃貸契約の時に火災保険への加入が義務付けられますが、大きくは以下の保障内容を確認する必要があります。
- ①自分の家財道具が自他の火災・自然災害・盗難などで損失した時に再購入できる補償額を満たしていること
- ②借主の過失による火事や水漏れによって発生した部屋の損傷などの貸主に対する借家人賠償責任補償額を満たしていること(通常は不動産屋さんが示す補償額)
- ③選択:子どもの投げたおもちゃで窓ガラスを割ったり床や壁に傷をつけたりの住居で発生した破損や汚損に対しての保障をつけるかどうか?
下の表は価格.comに載っているこくみん共済の例ですが、表中の「家財の保障額」が①の家財道具を再購入する補償、「借家人賠責任特約」が②の借主の過失で発生した部屋の損傷を補償、「個人賠償責任共済」が③の破損や汚損に対する保障で任意での選択になります。
従いまして、保険料を安く抑えたい方は、任意選択の「個人賠償責任共済」を外すと年間2,800円程度の保険料の支払いになりますが、保障を充実したい方は選択して年間4,700円程度の保険料の支払いになりますので、年間1万円以上の高額な保険に加入している方は見直してみる価値はあります。
ここで、③の保障特約(不測かつ突発的な事故(破損・汚損))についてのお話ですが、以下のような場合でも大抵補償され、何回使用しても保険料が上がりませんので、住居で破損・汚損した時に利用することで自己負担額が減り大変お得です。但し、入居中の事故が対象ですので、退去後にまとめて申請しても認められません。
- 引越しの時に壁に物をぶつけて穴をあけてしまった
- 子供が目を離した隙にクロスに落書きしてしまった
- うっかり花瓶を落として洗面台を割ってしまったなど
持ち家の人が入る火災保険
持ち家の方は賃貸住宅の方の保障に追加で建屋を保障する形になり、価格.comで比較すると、火災・自然災害での建屋補償額2,000万円・家財補償額500万円・保障特約(不測かつ突発的な事故(破損・汚損))有りの条件で、年額1万8千円~2万8千円程度の保険料となりますので、年額3万円以上の火災保険に加入されている方は保険の見直しをお勧めします。
まとめ
火災保険は、保障内容を適正にすることで保険料を下げれますので、こくみん共済と貯金で対応できる方はこくみん共済を、貯金での保障が難しい方は保障内容が充実した民間保険を選択し、現在加入している保険と比較検討して保険料を削減して無駄な出費を抑えるようにしましょう!・・・positive smile😊