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LED照明の電気工事を確実にする方法!

お悩み人
照明をLEDに替えると省エネになるって聞いたけど、どうすれば替えれるの?
誰でも出来る器具ごと交換と、電気工事士による電気工事が必要な交換方法の2種類があるみたいだけど、私もあまり詳しくないので第2種電気工事士の筆者に説明してもらいましょう!
案内者

LED照明の普及に伴い既存の蛍光管は生産中止となっており家庭の蛍光灯照明をLEDに替える必然性も増してきておりますので、これから説明する交換方法を読んでいただけましたら、あなたの家庭に合った交換方法が見つかります

LED照明の導入効果

まず初めに、LED照明の特徴となりますがコストパフォーマンスが非常に良い商品になります。詳細は以下のとおりになります。

  • LED照明の寿命:約4万時間と言われており 従来の蛍光灯の寿命1万3000時間の約3倍ほど長持ちしますので、10年以上交換なしで使用することが出来ます。
  • LED照明の消費電力:40Wの蛍光灯の明るさをLED照明であれば20W以下の消費電力で同じ明るさにできるため、消費電力を50%以上削減できますので、蛍光灯1台をLED化することにより電気代が年間2,000円程度削減できます。
  • LED照明の本体価格:蛍光灯に比べて割高(2,000~5,000円)になりますが、節約電気代により約3年以内で元がとれます

但し、蛍光灯からLEDに交換するときに「工事が必要になるケース」と「工事が必要ないケース」があり、その違いを次から説明していきますので、LED照明へ交換する際の参考にして下さい。

工事が必要ないケース

LED照明の交換で工事が必要ないケースは、下の写真のようなシーリングライトの場合で、天井に専用の配線器具がついていますので、ホームセンターなどで販売されているLED照明器具を買ってきて、配線器具に差し込むだけで使用できるようになります

なお、LEDシーリングライトを購入する際は、既に天井に付いている専用の配線器具の種類に対応しているか事前の確認も重要です。

工事が必要なケース

下の写真のような「直管蛍光灯」というものをLEDに変更する場合は、電気工事(バイパス工事)が必要になります。

バイパス工事とは、LED用に内部配線の接続を変更して既存の蛍光灯照明に取り付けられている「安定器」に電気が流れないようにする電気工事のことを言います。ここで、この安定器に電気が流れないように工事しないと電気代が安くならなかったり、火災事故の発生原因になったりします。

今は、既存の蛍光灯器具の蛍光灯をLED直管に交換するだけの工事不要な商品も出てきておりますが、既存蛍光灯器具の内部では安定器に電流が流れ続けている状態で省エネ効果が落ちるとともに、いずれ安定器が故障すると配線工事が必要となり二度手間になりますので、お薦めできません。

電気工事を確実に行う方法

直管蛍光灯のLEDの交換工事費は1ヶ所あたり3,000~5,000円が相場で、LED直管1個当たり3,000円程度になりますので、工事費を抑えるのが賢明な道です。以下のことを検討してみて下さい。

  • LED照明交換工事は、複数社から相見積を取って価格交渉をする。
  • 第2種電気工事士の資格を取得する。
  • 友人に第2種電気工事士の方が居たら格安でお願いする。

私の場合は、会社の資格取得制度で無料で資格取得できましたので、あなたの会社でも同様な制度があるのであれば、チャレンジして、なたのスキルアップとLED照明交換工事費の無料化をして下さい。

まとめ

電気工事が必要な箇所をいかにコスト削減できるかで、照明のLED化に弾みがつきますので、一石二鳥のあなたのスキルアップと工事費無料を追求してみてはいかがでしょうか?・・・positive smile😊

  • この記事を書いた人

positive-smile

1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

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