節約術

給湯に使用しているお金を節約する方法

お悩み人
電気もガスも高くなったけど、もっと料金下げる方法はないの?
家庭の給湯のために使用されるエネルギー量は、家庭全体の30%にもなるんですよ!エネルギー管理企画推進者の筆者に話を聞いてみましょう!
案内者

給湯機器自体の省エネ性能が向上してきていますので、省エネ機器に更新することでエネルギー使用量が減り、料金を大幅に下げる効果が大きいですよ。これから説明する内容を読んで頂けましたら、あなたの家庭の電気料金やガス料金を大幅に下げれます。

家庭内のエネルギー使用割合

お風呂のお湯を沸かすのに、ガス給湯器、電気温水器、エコキュート、石油給湯器などを使用していますが、一般家庭のエネルギー使用量の約30%に相当しますので、節約できると効果も大きいです。

電気式給湯器を買い替えて節約

エコキュートは、外気中の熱を取り込むとともに、ヒートポンプを用いて熱効率を高めた給湯器になりますので、電気温水器に比べて30%~40%程度効率よくお湯を沸かすことができます。

4人家族のご家庭に設置する一般的な460Lタイプの電気温水器とエコキュート(ヒートポンプ式給湯器)の比較を下表にまとめました。設置スペースと音の問題はありますが、10年間でのトータルコスト比較で、260,000円の差がでますので、給湯機器更新時には、エコキュートへの買替をお薦めします。

ガス給湯器を買い替えて節約

エコジョーズとは

従来型ガス給湯器は、1回の加熱でお湯を沸かして大気中に余った熱は廃棄していましたが、エコジョーズはこの廃棄していた熱エネルギーを再度回収して利用し、加熱を2回行うため、ガス使用量が少なくてもお湯を効率良く沸かすことができます。
従来型ガス給湯器とお湯を同じ量沸かすときに少ないガス量になるため、エコジョーズはガス代を約10%低減することができます。

従来ガス給湯器とエコジョーズの比較

4人家族のご家庭に設置する一般的な24号フルオートタイプの従来型ガス給湯器とエコジョーズの比較を下表にまとめました。設置コストとドレン排水の問題はありますが、10年間でのトータルコスト比較で、80,000円の差が出ますので、給湯機器更新時には、エコジョーズへの買替をお薦めします。

但し、給湯使用量が少ない単身世帯などではガス使用量がもともと少ないため、従来型ガス給湯器の方がトータルコストが良くなります

なお、ガス給湯器単体での補助金は有りませんが、ヒートポンプ給湯器(エコキュート)とガス給湯器を組み合わせたハイブリット給湯器は補助金対象ですので、興味のある方は電気とガスのメリットを生かした下図(湯ドクターHPから引用)の給湯器を検討してみては如何でしょうか?

設置費が約60万円で補助金5万円程度が出ていますので、10年で投資回収できる見込みです。

まとめ

給湯器も省エネ型のものが出てきており、更新時期が近い方は、エコキュート、エコジョーズ、ハイブリット給湯器などの製品も選択肢に入れて節約頂ければ、二酸化炭素排出量も抑制されて地球環境にもやさしくなります。・・・positive smile😊

  • この記事を書いた人

positive-smile

1961年生まれ、青森県出身、王林とルフィーが大好きな62歳です。 還暦を過ぎてから自分の人生を振り返り、体験してきた様々な経験をブログにまとめ、若い方から同年代の方々のライフデザインに役立つ情報を逐次発信しますので、宜しくお願いします。

-節約術